成人看護学
担当教員と主な研究テーマ
職位 | 氏名 | 研究テーマ |
教授 | 山田 紋子 | ・がん看護学、周術期看護 ・周術期にある乳がん女性の看護 ・がん患者の意思決定支援 |
教授 | 林 みよ子 | ・脳血管疾患患者の看護に関する研究 ・クリティカルケアに関する研究 ・家族看護に関する研究 |
専門分野紹介
成人看護学分野では、慢性看護学、急性期看護学、がん看護学を中心に、本分野における学問的多様性と院生の研究ニーズに対応できる指導・支援体制を取っています。自己の看護実践と向き合ったうえで独自の看護現象を捉え、そこでの課題や問いを明確にし、既存の研究方法の適用、さらには新たな方法論の開発にも挑戦しつつ、対象の理解と実践を支える新しい知見の発見とその構築に取り組んでいます。院生は、この過程を、特論(研究と現象理解に必要な基本的理論の理解)、応用演習(各現象への基本的理論の適用と評価、実践での個別適用とその長所と限界の検討)を通して学びつつ、修士論文としてまとめます。
カリキュラム構成
共通科目 | 研究法Ⅰ 研究法Ⅱ |
必修2単位 必修2単位 |
共通科目(選択) | 看護理論 看護倫理特論 看護教育学特論 看護管理学特論 家族看護特論 基礎科学特論 母子相互作用支援論 国際保健医療特論 英語科学論文クリティーク |
選択2単位 選択2単位 選択2単位 選択2単位 選択2単位 選択2単位 選択2単位 選択2単位 選択2単位 上記の内、14単位以上を選択して履修する。 |
専門科目(選択必修) | 実践看護学特論Ⅰ 実践看護学特論Ⅱ 実践看護学特論Ⅲ 実践看護学応用演習Ⅰ 実践看護学応用演習Ⅱ 実践看護学応用演習Ⅲ |
2単位 2単位 2単位 4単位 4単位 4単位 上記の内、特論2単位、演習4単位を選択して履修する。 |
特別研究 | 実践看護学特別研究Ⅰ 実践看護学特別研究Ⅱ 実践看護学特別研究Ⅲ |
6単位 6単位 6単位 上記の内、いずれかの特別研究6単位を選択して履修する。 |
履修単位合計 30単位以上 |
過去の修士論文テーマ
修了年度 | 修士論文テーマ |
2016 | 脳血管障害患者の主介護者が発症から急性期病院退院までに抱える家族成員間の関係における困難と対処 |
2017 | 壮年期2型糖尿病患者の自己管理行動を獲得するまでの判断のプロセス |
2019 | 経口抗がん剤治療を行う肺がん外来患者の電話相談ニーズと状態不安との関連の検討 |
手術前日の夜間における体動量と手術入室に伴う循環動態の変動との関連性の検討 | |
がん患者における腹腔穿刺による悪性腹水の排液が循環動態・自律神経機能におよぼす影響 | |
2022 | 手術後の経時的な体温の変化と温熱的快適性の関連性に関する検討 |
入院中の終末期高齢者の主介護者が在宅での見取りを決意していく体験 | |
2023 | てんかん外科手術を決意してから手術後1年までの成人転換患者の社会生活における体験 |